・上手にデートに誘うテクニックが知りたい!
好きな人をデートに誘いたいけど、「断られたらどうしよう」「自然にデートに誘う自信がない」という風に勇気を出せない人も多いことと思います。
そこで勇気を出してデートに誘う時におすすめしたい恋愛心理テクニックが「ダブルバインド」という心理テクニックです。
これを上手に活用すれば高確率で相手の「YES」を引き出すことができ、自然な流れでデートに誘うことができるでしょう。
今回はこの「ダブルバインド」という心理学テクニックについて解説していきます!
▼▼本記事のコンテンツ内容▼▼
・ダブルバインドの活用法!
・断られるのが怖い人の心理とは!?

目次
強力な効果を発揮するダブルバインドについて知ろう!

わりとこのテクニックを使っている人は多いぞ!
さて、いきなりですが質問です!
- A:「今度の日曜日、映画を見に行かない?」
- B:「今度の日曜日、映画を見るならホラーかSFどっちが見たい?」
上記のAとBの質問では、どちらの方が「映画を見に行く」ということを断りにくいでしょうか。
恐らく大体の人がBの方が「断りにくい」と感じるのではないでしょうか。
これがダブルバインドという心理テクニックで、質問を投げかける時にそもそも相手に「NO」の選択肢を与えないことで、半強制的に「YES」を引き出す効果があります。
好きな人を映画デートに誘いたいと考えたならば、「映画に行くこと」に関しての答えを求めるのではなく、そもそも映画にはいく前提として「ホラーを見る」のか「SFを見る」のかのどちらかを選ばせることです。
コミュニケーションが上手な人は無意識レベルでも日常的に使っている程に効果抜群の心理学テクニックとなるので、是非この記事で「ダブルバインド」をマスターして意中の人をデートに誘ってみましょう!
ダブルバインドってどういう意味なの!?

ダブルバインドとはそもそも精神医学に用いられ、【グレゴリー・ベイトソン】という研究者により発表されました。
ダブルバインドの理論の内容に関しては下記の通りです。
- 2人以上の人間の間で
- 繰り返し経験され
- 最初に否定的な命令=メッセージが出され
- 次にそれとは矛盾する第二の否定的な命令=メタメッセージが、異なる水準で出される
- そして第三の命令はその矛盾する事態から逃げ出してはならないというものであり
- ついにこのような矛盾した形世界が成立しているとして全体をみるようになる
学生の頃などに先生に怒られて「やる気がないなら帰れ!」と言われて、言う通りに帰ったらそれはそれで怒られるという矛盾がダブルバインドの本質です。
つまり2つのネガティブな拘束を強制することにより、どちらの答えも選ぶことができない人格が形成され、どのような環境でも自分で決断できずに周りに合わせしまうというものです。
これが心理学のテクニックとして応用され、2つの選択肢を強制することにより相手の答えを行動を誘導することができるという効果となりました。
ダブルバインドは相手との関係性も大事!

簡単なダブルバインドの例を見たことで、上手に活用すればかなりの効果を発揮することは理解できたかと思います。
ただしダブルバインドは闇雲に使うだけでは逆効果となる可能性もあり、有効的に活用するには、デートに誘う相手との関係性がかなり大事な要素となってきます。
それほど親しくもない間柄の人にこんなことを言われたらどうでしょうか。
- 自分「遊園地と水族館どっちの方が好き?」
- 相手「ん~、水族館かなぁ」
- 自分「OK!それなら来週の日曜日は水族館に行こう!」
率直に「なんでデートに行く前提になってるんだ!?」となりますよね(笑)
まだ関係性がそれほど構築できていないとダブルバインドを有効活用することは難しく、
仲の良い友人関係レベルの信頼関係が出来てから活用するようにしましょう。
デートに誘うまでの信頼関係を構築するために、「ミラーリング」という心理テクニックもおすすめです。

ダブルバインドの活用例を見ていこう!

デートに誘う時の活用例

本記事の主題である「デートに誘う時」がダブルバインドの真骨頂となります!
上手くダブルバインドを活用できれば高確率でデートに誘うことができるのでしっかりマスターしましょう。
- 「休日はインドア派?アウトドア派?」
- 「平日と土日ってどっちのが予定空きやすいの?」
- 「食事に行くなら中華とイタリアン、どっちが好き」
デートに誘う時はまず本命の誘い文句である「〇〇に行こう」に繋がる前提の質問を投げかけることが重要です。
インドア派なのかアウトドア派なのか、中華とイタリアンではどちらが好きなのかという前提条件をどんどん絞っていくことにより、最終的に「なら、〇〇へ行こうよ」と自然な流れで誘うことができるのです。
相手がアウトドア派なら、さらに踏み込んで「海が好き」か「山が好き」かという条件を絞っていっても良いでしょう。
あくまで日常会話の質問として会話を投げかけていくことで相手の好みも理解していくことに繋がるので、高確率でデートに誘うことが可能になります。
恋人がいるのかどうか聞きたい時

好きな人に恋人がいるのかどうか知りたいけれど、ストレートに聞くことは好意が相手に伝わりそうで難しいですよね。
そんな時はダブルバインドを有効活用して、相手に恋人がいるのかどうかリサーチしてみましょう!
- 自分「●●くん(ちゃん)って、年上と年下だったらどっちが付き合うこと多い?」
- 相手「ん~、どっちかというと年下が多いかなぁ」
- 自分「そうなんだ、てことは今の彼女(彼氏)は年下なんだ?」
- 相手「今は彼女(彼氏)いないから昔の話だよ(笑)」
好きな人に恋人がいるかどうかを知りたい時は、まず相手に「恋人がいる前提」でダブルバインドを使うのが効果的です。
恋人がいるのを前提として恋愛関係に関する会話を続けていけば、どこかで必ず「じゃあ今の彼女(彼氏)がそうなんだ?」という質問を投げかけるチャンスが訪れるので、そこで恋人がいるのかどうか確認することができるでしょう。
連絡先を聞きたい時

好きな人との接点を増やすためには、まず連絡先を交換してやり取りを増やしていくことが第1段階ですよね。
でも連絡先を断られたらそれ以上踏み込むことができなくなってしまうので確実に連絡先後半では失敗したくない!
そんな時にもダブルバインドは効果的な心理テクニックになります。
- 自分「友達と連絡を取る時ってライン派?それとも電話かけちゃう派?」
- 相手「急な用事だったら電話かけちゃうけど、普段はラインかなぁ」
- 自分「そうなんだ!自分はわりと何でも電話で済ませちゃうタイプなんだよね」
- 相手「電話なら文字打つ手間もないからラクだね!」
- 自分「そうそう!そしたら今度飲み会やる時に誘いたいからライン交換しようよ!」
ちょっと無理やりな気もしますが、ここまで会話を踏み込んでおけば最終的な連絡先交換までのハードルは大分低くなっていることでしょう。
ライン派か電話派のやり取りをしておきながら、ラインであれば文章も電話も1つでカバーできるので、より交換しやすい雰囲気を出してくれるでしょう。
ダブルバインドを使う時の心構え

効果的に活用するために使い方の心構えを理解していこう!
強制的な誘導は禁物!

自分の望む形に相手の返答を誘導するに当たって、ダブルバインドはとても効果的な心理テクニックとなりますが、無理強いするほどの強制的な誘導は避けましょう!
いくら信頼関係が構築できていようとも、無理やりでは相手の好感を得ることはできませんし、結果的にその人との恋愛が上手くいかなくなる可能性が高くなります。
あくまで相手も望んでいることを前提とした選択肢を与えてあげることで、自然な流れでの誘導ができているか、しっかり自分を見直して行動するようにしてください。
相手のことを知る努力を惜しまないこと!

ダブルバインドで選択肢を限定してこちらの望む答えに誘導する時も、相手の全く興味のない内容を提示しないように注意しましょう。
そもそも外で遊ぶアクティビティが好みではないのに、無理にキャンプやマリンスポーツなどに誘っても相手の「YES」は引き出せないでしょう。
そればかりか「この人とは趣味が合わなそう」と受け取られ、距離を置かれることにも繋がります。
普段から相手の好きな物や趣味・趣向をリサーチした上で選択肢を提示してあげることで、相手もノリノリでデートに応じてくれる可能性が高まるでしょう。
しっかりと信頼関係を構築しよう!

ダブルバインドの本質は相手との信頼関係が構築された上で選択肢を提示することにより、相手の返答を誘導できるという点にあるので、そもそもの信頼関係が構築できていない場合には思うような効果が出ない可能性が高いです。
信頼関係が構築できていない状態では、「遊園地と水族館のどっちに行きたい?」と聞かれても、「どっちも嫌」となる可能性も高くなり、自分の望むような展開にはならないでしょう
ダブルバインドは「相手との明確な信頼関係」を前提とした心理テクニックであることを意識しておくことが重要です。
今日のまとめ
- ダブルバインドは相手の好みに合わせた選択肢を用意すること!
- しっかりとした信頼関係を構築してからダブルバインドを活用しよう!
いかがでしたでしょうか。
ダブルバインドはとても便利な心理テクニックですが、使い方を誤ると逆効果ともなるので注意が必要です!
しっかりと使い方を理解して、好きな人をデートに誘ってみて下さいね♪
それではまた次の記事でお会いしましょう!
